PKV‑BK3P と PKV‑BK3L の違いを紹介します。
結論から言うと、「長く快適に使いたい人」は新型PKV-BK3P、
「コスパ重視で手軽に使いたい人」は旧型PKV-BK3Lがおすすめです。
どちらも日立の人気モデル「かるパックスティック」シリーズで、紙パック式&軽量という共通の魅力がありますが、
実はバッテリーの形式やヘッドの構造、操作性、デザインなど細かな違いがあるんです。
項目 | PKV‑BK3L(旧型) | PKV‑BK3P(新型) |
---|---|---|
発売日 | 2024年3月9日 | 2025年8月9日予定 |
集じん容量 | 0.4L | 0.4L |
重量(本体) | 1.1kg(ハンディ0.80kg) | 1.1kg(ハンディ0.77kg) |
ヘッド機能 | パワフルスマートヘッドlight | 同様+アングル形状ブラシ |
電池方式 | 内蔵型リチウムイオン18V | カセット式リチウムイオン18V |
充電時間 | 約2時間 | 約2時間 |
使用時間 | 強:8分、標準:30分 | 同左 |
自走機能 | ○ | ○ |
ブラシ水洗い | ○ | ○ |
付属品 | ハンディブラシ等 | 同左 |
価格※ | 約37,000円 | 約56,000円 |
「長く快適に使いたい人」は新型PKV-BK3P

「コスパ重視で手軽に使いたい人」は旧型PKV-BK3L

【ここが違う!】PKV-BK3PとPKV-BK3Lの主な違い
① 電池の違い|新型は“交換可能”、旧型は“内蔵式”
2つのモデルで最も大きな違いと言えるのが、電池の形式です。
● PKV-BK3P(新型)は「カセット式バッテリー」採用
PKV-BK3Pでは、自分で簡単に交換できるカセット式バッテリーを採用しています。
これは、バッテリーの寿命が来たときに本体を買い替える必要がなくなるという大きなメリットがあります。
また、別売りで予備のバッテリーを用意すれば、掃除の途中で電池が切れてもすぐに交換できて連続使用が可能です。
- 電池が劣化しても自分で交換できる=長く使える!
- 複数バッテリーで長時間掃除もOK!
長く大切に使いたい人や、1日に複数回掃除機を使うご家庭には、とても嬉しい進化ポイントです。

長く使いたい人は PKV-BK3Pがおすすめだね
● PKV-BK3L(旧型)は「内蔵式バッテリー」
一方、PKV-BK3Lではバッテリーが本体に内蔵されているため、自分での交換は不可です。
寿命を迎えると修理に出すか、本体ごと買い替える必要があります。
初期費用が安いぶん、長期的なコストやメンテナンス性では劣る部分もあります。
② ヘッドブラシの違い|より“かき出せる”新型のアングル形状
比較項目 | PKV-BK3P(新型) | PKV-BK3L(旧型) |
---|---|---|
ブラシ形状 | アングル形状(毛先が斜め) | ストレート形状 |
掃除性能 | ◎ 細かいゴミもかき出せる | ○ 十分な性能だがやや劣る |
対応シーン | カーペット・溝・ペットの毛など | フローリング・標準的な床 |
掃除機の使い心地を左右するのが、床に直接触れるヘッドブラシの性能です。
PKV-BK3PとPKV-BK3Lはどちらも「パワフルスマートヘッド light」を搭載していますが、PKV-BK3Pでは“ブラシの形状”が進化しています。
● PKV-BK3Pは「アングル形状ブラシ」でかき出し力UP
新型のPKV-BK3Pには、毛先に角度をつけた「アングル形状ブラシ」を採用。
この角度のある毛先が、フローリングの溝やカーペットの繊維の奥に入り込み、取りづらいホコリや髪の毛までしっかりかき出してくれます。
特に以下のようなシーンでは効果を発揮します。
- フローリングのすき間
- ペットの毛や髪の毛が絡みやすいマット
- 子どもが食べこぼした細かいゴミ
さらに、回転ブラシは取り外して水洗いもOKなので、お手入れも簡単です。



ゴミを“すくい取る”力がアップして、掃除のストレスが減る!
● PKV-BK3Lは従来型ブラシ
PKV-BK3Lにも回転式の「パワフルスマートヘッド light」が搭載されていますが、ブラシ形状はまっすぐなストレートタイプ。
十分な吸引力と自走機能も備えていますが、より「ごみのかき出し力」に関しては新型に一歩ゆずる印象です。
③ 操作性・軽さの違い|使い心地がさらに進化した新型PKV-BK3P
比較項目 | PKV-BK3P(新型) | PKV-BK3L(旧型) |
---|---|---|
スティック時の重量 | 約1.1kg | 約1.1kg |
ハンディ時の重量 | 約0.77kg | 約0.80kg |
操作性 | ◎ 握りやすく、軽さを感じる設計 | ○ 軽いがやや旧式 |
ハンドル・パイプ設計 | 改良済 | 旧デザイン |
「毎日の掃除をもっとラクにしたい」
そう思ったことがあるなら、掃除機の重さや操作性はとても重要なポイントです。
PKV-BK3PとPKV-BK3Lはどちらも1kgちょっとの軽量タイプですが、新型ではさらに“持ちやすさ”や“取り回しのしやすさ”が進化しています。
● PKV-BK3Pは「より軽く、より扱いやすく」進化!
新型PKV-BK3Pでは、以下のような細かな改良が加えられています。
軽量パイプ採用
- 延長パイプの素材と構造を見直し、より軽く&コンパクトに。
- 本体の重さはスティック時1.1kgと同じでも、実際に持った時の「体感の軽さ」がアップ!
ハンディ時の軽量化(0.77kg)
- ハンディ使用時の重さが旧型の0.80kgから0.77kgへ軽量化。
- 手が小さい方や力に自信のない方でも扱いやすい設計です。
握りやすいハンドル形状に改良
- ハンドル部のグリップ性が向上し、手にフィットして滑りにくい形状に。
- 長時間の使用でも手が疲れにくくなっています。



毎日の掃除が「ちょっと楽になる」細かな進化がうれしいポイントです。
● PKV-BK3Lも軽量だけど、体感差あり
PKV-BK3Lもスティック時1.1kgと非常に軽く、扱いやすいモデルです。
ただし、パイプやハンドルの形状は旧型のままで、体感的には若干の重さや持ちにくさを感じる場面も。
とはいえ、軽量コードレス掃除機としての基本性能は十分なので、重さに特にこだわりがなければこちらでも問題ないでしょう。
④カラーの違い|雰囲気や好みに合わせて選べる色味
比較項目 | PKV-BK3P(新型) | PKV-BK3L(旧型) |
---|---|---|
カラー名 | シャンパンゴールド系(N) | ライトゴールド系(N) |
色味の印象 | 明るく高級感あり | 落ち着きのある実用色 |
インテリアとの相性 | ナチュラル系やモダン系にも◎ | どんな部屋にもなじむ無難さ |
洗練度 | ◎ スタイリッシュ | ○ ベーシック |
掃除機は毎日使うものだからこそ、カラーにもこだわりたいですよね。
PKV-BK3PとPKV-BK3Lはどちらも落ち着いた色合いですが、ニュアンスや印象に違いがあります。
- 明るくおしゃれな印象が欲しい → PKV-BK3P
- 落ち着いた使いやすさ重視 → PKV-BK3L
どちらも派手すぎない上品なカラーなので、「どっちを選んでも部屋で浮くことはない」安心感があります。
ただ、見た目のトーンは意外と写真では分かりにくいので、購入前に実物をチェックできると理想です。
● PKV-BK3Pのカラー:シャンパンゴールド系(N)
新型のPKV-BK3Pは、**上品で光沢感のあるシャンパンゴールド系カラー(N)**を採用。
- ほんのりベージュがかった柔らかい色味
- キラっと光る高級感ある質感
- 明るいリビングやナチュラル系のインテリアにもぴったり
また、グリップ部分やパイプにもシルバーのアクセントが施されていて、洗練された印象が強めです。



家電感を抑えた色味なので、「部屋の雰囲気を邪魔したくない」人におすすめです。
● PKV-BK3Lのカラー:ライトゴールド系(N)
旧型PKV-BK3Lのカラーも「N=ライトゴールド系」と表記されていますが、ややマットで落ち着いた色合いです。
- ベージュ寄りの落ち着いたゴールド
- 若干トーンが暗めで、控えめな存在感
- どんな部屋にもなじみやすく、実用的な印象



目立ちすぎず、無難に使えるカラーを求めている方におすすめです。
⑤価格とコスパの違い|新型は高性能、旧型はお買い得
比較項目 | PKV-BK3P(新型) | PKV-BK3L(旧型) |
---|---|---|
実売価格 | 約56,000円〜 | 約37,000円〜 |
性能の進化 | ◎ 多機能&便利 | ○ 必要十分な機能 |
バッテリー寿命 | ◎ 長く使える設計 | △ 劣化したら買い替え検討 |
コストパフォーマンス | △ 高性能だけど高価格 | ◎ 基本機能で安価 |
どんなに魅力的な機能があっても、気になるのはやっぱり価格。
PKV-BK3PとPKV-BK3Lは、搭載している機能や発売時期の違いから、実勢価格に約2万円ほどの差があります。
● PKV-BK3Pの価格帯は約56,000円〜(※発売前予想)
新型のPKV-BK3Pは、2025年8月発売予定の最新モデル。
執筆時点(2025年7月)ではまだ予約段階のため、実売価格は店舗によって異なりますが、
🔸 想定価格は 約56,000円前後〜
という予測が各ECサイトで出ています。
💡新型が高価格な理由
- バッテリーがカセット式(交換可)
- アングル形状ブラシ採用
- 軽量設計へのアップデート
- グリップ・デザイン改善
つまり、使い勝手と長期使用を前提に考えられた設計になっているぶん、価格も高めに設定されています。
● PKV-BK3Lは実売価格37,000円前後でコスパ良好
PKV-BK3Lは2024年発売の旧型モデルですが、基本性能は十分で、
🔸 実売価格は 約37,000円前後〜
と、かなりお得な価格帯で購入できます。
この価格差をどう見るかは、「今、何を重視して選ぶか」によって変わってきます。
新型【PKV-BK3P】と旧型【PKV-BK3L】どっちを選ぶべき?
新型【PKV-BK3P】がおすすめな人
- バッテリーを交換しながら長く使いたい
- 吸引力だけでなく「ごみのかき出し性能」も重視したい
- 握りやすさ・軽さ・操作性など使い心地を重視したい
- 掃除機もインテリアの一部。デザイン性も妥協したくない
- 価格が少し高くても、日々の掃除を快適にしたい


旧型【PKV-BK3L】がおすすめな人
- 初期費用をなるべく抑えたい(約2万円の価格差あり)
- シンプルに使えればOK。多機能じゃなくていい
- 掃除の頻度はそこまで多くない
- はじめての紙パックコードレスに挑戦したい
- デザインよりも実用性とコスパ重視派


PKV-BK3PとPKV-BK3Lの違いまとめ|あなたにぴったりなのはどっち?
PKV-BK3PとPKV-BK3Lは、どちらも日立の人気シリーズ「かるパックスティック」の優秀なモデルです。
違いはバッテリーの形式やブラシ形状、操作性など。
項目 | PKV‑BK3L(旧型) | PKV‑BK3P(新型) |
---|---|---|
発売日 | 2024年3月9日 | 2025年8月9日予定 |
集じん容量 | 0.4L | 0.4L |
重量(本体) | 1.1kg(ハンディ0.80kg) | 1.1kg(ハンディ0.77kg) |
ヘッド機能 | パワフルスマートヘッドlight | 同様+アングル形状ブラシ |
電池方式 | 内蔵型リチウムイオン18V | カセット式リチウムイオン18V |
充電時間 | 約2時間 | 約2時間 |
使用時間 | 強:8分、標準:30分 | 同左 |
自走機能 | ○ | ○ |
ブラシ水洗い | ○ | ○ |
付属品 | ハンディブラシ等 | 同左 |
価格※ | 約37,000円 | 約56,000円 |
新型のPKV-BK3Pは“長く快適に使いたい人”に


旧型のPKV-BK3Lは“コスパ重視で手軽に使いたい人”


掃除機は毎日使うからこそ、ちょっとの違いが大きな満足度につながります。
あなたの使い方やライフスタイルに合った1台を選んで、毎日の掃除をもっとラクに、もっと心地よくしてみてくださいね。