一人暮らしや新生活のスタートに欠かせない家電といえば、電子レンジ。中でも「シャープ RE-SD18C」と「RE-SD18B」は、機能性とコンパクトさのバランスが絶妙で人気のモデルです。しかし、型番が似ているこの2機種、何が違っていて、どっちを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
本記事では、シャープのオーブンレンジ「RE-SD18C」と「RE-SD18B」の違いを徹底比較。らくチン一品の冷凍対応やデザインの細かな違い、メニュー数、時短性能、価格差までわかりやすく整理しました。
この記事を読めば、あなたにぴったりの1台が必ず見つかります。
RE-SD18Cが向いている人:冷凍食品を活用したい・より時短したい・最新機能を重視したい人

RE-SD18Bが向いている人:価格を抑えつつ基本機能をしっかり備えたい・見た目重視でシンプル操作が好きな人

RE-SD18CとRE-SD18Bの違い一覧
比較項目 | RE-SD18C | RE-SD18B |
---|---|---|
らくチン一品対応 | 生&冷凍食材に対応(冷凍メニュー追加) | 生食材のみ対応 |
レンジ出力 | 最大1000W(短時間) | 最大900W(短時間) |
メニュー数 | 約54 | 約48 |
操作パネル・デザイン | 黒基調・ダイヤル式+バックライト液晶 | 黒基調・ダイヤル式+バックライト液晶 |
ワイド角皿 | 少しだけ大きい | – |
本体サイズ | 幅460×奥行355×高さ335mm | 幅455×奥行375×高さ330mm |
設置必要奥行き | 約40cm以上 | 約40cm以上 |
質量(重さ) | 約12kg | 約14kg |
実勢価格帯 | 約49,500円 | 約30,000円台 |
RE-SD18Cが向いている人:冷凍食品を活用したい・より時短したい・最新機能を重視したい人

RE-SD18Bが向いている人:価格を抑えつつ基本機能をしっかり備えたい・見た目重視でシンプル操作が好きな人

RE-SD18CとRE-SD18Bの違いを詳しく解説
らくチン一品の対応
項目 | RE-SD18C | RE-SD18B |
---|---|---|
らくチン一品機能 | 冷凍食材にも対応。冷凍のまま自動で加熱具合を調整し、冷凍里いものそぼろ煮など多彩なメニューを手軽に調理可能。 | 生食材専用。冷凍食材には対応しておらず、事前に解凍が必要。 |
便利さ・使い勝手 | 冷凍ストックを活用した時短料理ができ、忙しい家庭に最適。 | 生の食材中心の調理がメインで、冷凍食品を多用する家庭にはやや不向き。 |
RE-SD18Cでは、「らくチン一品」機能が冷凍食材にも対応しました。これにより、生の食材だけでなく、冷凍のままでも自動で加熱具合を調整してくれます。冷凍里いものそぼろ煮など、冷凍食材を活用したメニューが増え、手間なくバランスの良い料理が実現できます。
一方、RE-SD18Bは「らくチン一品」が生食材専用で、冷凍食材には対応していません。冷凍素材を頻繁に使う方にはRE-SD18Cのほうが便利でしょう。
出力・温め性能の違い
項目 | RE-SD18C | RE-SD18B |
---|---|---|
最大出力 | 最大1000W(短時間対応) | 最大900W |
加熱スピード | 高出力で一気に温め可能。時短調理に強い。 | 一般的な温めには十分な出力。 |
おすすめポイント | 忙しい朝や夕食準備を時短したい人に最適。 | 標準的な温め中心の使い方に向いている。 |
RE-SD18Cは最大1000W(短時間)まで対応しており、高出力で一気に温めることが可能。RE-SD18Bは最大900Wですが、こちらも一般的な温めには十分。ただし、より早く加熱したい方や時短調理を重視する方にはRE-SD18Cが適しています。
操作パネルとデザイン
項目 | RE-SD18C | RE-SD18B |
---|---|---|
デザイン | 黒を基調としたシンプルデザイン。パネル印字や質感が洗練され、高級感がある。 | 同じく黒を基調としたシンプルデザイン。実用的で親しみやすい印象。 |
操作パネル | ダイヤル+バックライト液晶 | ダイヤル+バックライト液晶 |
全体の印象 | 上質でスタイリッシュ。インテリアになじみやすい。 | ベーシックで使いやすいデザイン。 |
両モデルとも黒を基調としたシンプルなデザインで、操作パネルはダイヤル+バックライト液晶という構成です。ただし、微細な質感やパネルの印字レイアウトに若干の違いがあり、RE-SD18Cの方がやや高級感を感じさせます。
メニュー数と調理バリエーション
比較項目 | RE-SD18C | RE-SD18B |
---|---|---|
掲載メニュー数 | 49メニュー | 48メニュー |
自動メニュー数 | 54メニュー | 53メニュー |
特徴 | 冷凍食材にも対応した「らくチン一品」メニューを新搭載 | 生食材専用の「らくチン一品」メニューのみ対応 |
最新モデルのRE-SD18Cは、掲載・自動メニュー数ともに1つ多く搭載されています。
これは、「らくチン一品」機能が冷凍食材にも対応したことで、冷凍メニューが新たに追加されたためです。
その他のメニュー構成は大きく変わらず、普段使いのレシピ数や使いやすさに大きな差はありませんが、冷凍食材をよく使う家庭にはRE-SD18Cがより便利です。
ワイド角皿の違い
比較項目 | RE-SD18C | RE-SD18B |
---|---|---|
外寸(mm) | 365 × 279 | 366 × 275 |
内寸(mm) | 325 × 230 | 312 × 231 |
特徴 | わずかに横幅が広く、調理スペースが広め。新しい角皿専用設計。 | 奥行がやや短く、旧モデル専用の角皿。 |
RE-SD18CとRE-SD18Bは、庫内の有効寸法(幅と奥行き)が同じ仕様となっていますが、付属のワイド角皿には違いがあります。それぞれの機種専用サイズが用意されており、互換性はありません。
設置スペース・本体サイズ
比較項目 | RE-SD18C(最新モデル) | RE-SD18B(型落ち) |
---|---|---|
放熱スペース | 左・背面ピッタリ可右10cm、天面10cm以上 | 左右10cm、背面10cm以上、天面10cm |
外形寸法 | 幅460mm × 奥行355mm × 高さ335mm | 幅455mm × 奥行375mm × 高さ330mm |
設置に必要なスペース | 幅470mm × 奥行355mm × 高さ345mm以上 | 幅475mm × 奥行385mm以上 × 高さ340mm |
特徴 | 奥行が20mmスリムで、キッチンの限られたスペースにも設置しやすい。 | 奥行がやや長めで、設置場所に余裕がある家庭向き。 |
RE-SD18Cは、奥行355mmとスリム設計で省スペース性に優れています。
一方、RE-SD18Bは奥行375mmとやや大きめですが、安定感があり従来の標準サイズ。
設置スペースが限られているキッチンや棚上に置く場合は、コンパクトなRE-SD18Cの方が取り回しが良くおすすめです。
質量(重さ)
比較項目 | RE-SD18C(最新モデル) | RE-SD18B(型落ち) |
---|---|---|
質量 | 約12kg | 約14kg |
特徴 | 約2kg軽く、持ち運びや設置がしやすい軽量タイプ。 | やや重めだが安定感があり、据え置き設置向き。 |
おすすめポイント | 頻繁に動かす・掃除の際に移動させる方に◎ | 固定設置で動かす機会が少ない家庭に◎ |
RE-SD18Cは約12kg、RE-SD18Bは約14kgと、2kgの差があります。頻繁に動かす予定がある方は軽量なRE-SD18Cの方が扱いやすいでしょう。
価格とコスパ
比較項目 | RE-SD18C(最新モデル) | RE-SD18B(型落ち) |
---|---|---|
価格帯 | 約49,500円前後 | 約30,000円台 |
特徴 | 冷凍自動調理や高出力など、最新機能を多数搭載。価格差に見合う価値あり。 | 基本機能をしっかり備えつつ、コスパ重視で購入しやすい。 |
おすすめポイント | 機能重視・最新モデルを使いたい人におすすめ。 | 価格を抑えたい・シンプルな機能で十分な人におすすめ。 |
RE-SD18Cは約49,500円、RE-SD18Bは30,000円台と価格差が大きめです。予算重視ならRE-SD18Bがおすすめですが、冷凍自動調理や高出力など最新機能に価値を感じるならRE-SD18Cがその分の価値を提供してくれます。
RE-SD18Cが向いている人:冷凍食品を活用したい・より時短したい・最新機能を重視したい人

RE-SD18Bが向いている人:価格を抑えつつ基本機能をしっかり備えたい・見た目重視でシンプル操作が好きな人

RE-SD18CとRE-SD18Bの共通点
センサー機能(らくチン!センサー)
どちらのモデルにも「らくチン!センサー(絶対湿度センサー)」が搭載されています。これにより、食材の表面から出る水蒸気を検知して加熱具合を調整でき、分量を量らずとも自動でちょうどよく温めてくれる利便性があります。
フラット庫内構造
庫内はどちらもフラットなワイド設計になっており、ターンテーブルがないためお弁当などの容器が置きやすく、掃除もしやすい設計です。大皿の出し入れもスムーズに行えます。
オーブン温度と発酵機能
110~250℃のオーブン温度帯に対応し、パンやお菓子の調理にも向いています。発酵モード(40℃)も搭載されており、自家製パン作りなどにも活用できます。
縦開きドアの使いやすさ
前扉が上に開く縦開き構造を採用しており、設置場所の前面スペースを確保しやすいのが特徴です。手前に広くスペースがなくても設置しやすく、狭いキッチンにもフィットします。
1段調理対応
どちらのモデルも1段調理専用の設計です。2段調理はできませんが、1~2人分の調理であれば十分なスペースが確保されており、家庭用としては過不足ありません。
トースト・発酵・グリル対応
オーブンレンジとしての基本性能を押さえており、トーストやグリル、発酵まで対応。多機能モデルとして、日常の幅広い調理ニーズに応える作りになっています。
RE-SD18Cが向いている人:冷凍食品を活用したい・より時短したい・最新機能を重視したい人

RE-SD18Bが向いている人:価格を抑えつつ基本機能をしっかり備えたい・見た目重視でシンプル操作が好きな人

RE-SD18C/RE-SD18Bどっちがおすすめ?
RE-SD18Cはこんな人向け
- 冷凍食材で料理を時短したい
- 最新機能や高出力にこだわりたい
- コンパクトで軽量なモデルが欲しい
RE-SD18Cは、冷凍食材を使って時短調理をしたい人にぴったりのモデルです。
「らくチン一品」機能が冷凍食材にも対応しているため、解凍の手間なくスムーズに調理ができます。
また、高出力(最大1000W)で素早く温めたい人や、最新機能を重視する人にもおすすめ。
奥行がスリムで軽量(約12kg)なため、キッチンが狭い家庭や、設置・移動のしやすさを重視する人にも最適です。
RE-SD18Cが向いている人:冷凍食品を活用したい・より時短したい・最新機能を重視したい人

RE-SD18Bはこんな人向け
- 価格を重視してコスパの良い1台が欲しい
- 基本機能をしっかり押さえたモデルを探している
- プレゼントや実家用に手頃なモデルを選びたい
RE-SD18Bは、価格を重視してコスパの良い1台を選びたい人にぴったりです。
基本機能をしっかり備えており、日常使いには十分な性能を持っています。
また、シンプルで使いやすい操作性が魅力なので、実家用やプレゼントとしても最適。
高機能までは求めないけれど、「しっかり温められる電子レンジが欲しい」という方におすすめのモデルです。
RE-SD18Bが向いている人:価格を抑えつつ基本機能をしっかり備えたい・見た目重視でシンプル操作が好きな人

RE-SD18CとRE-SD18Bの違いまとめ
比較項目 | RE-SD18C | RE-SD18B |
---|---|---|
らくチン一品対応 | 生&冷凍食材に対応(冷凍メニュー追加) | 生食材のみ対応 |
レンジ出力 | 最大1000W(短時間) | 最大900W(短時間) |
メニュー数 | 約54 | 約48 |
操作パネル・デザイン | 黒基調・ダイヤル式+バックライト液晶 | 黒基調・ダイヤル式+バックライト液晶 |
ワイド角皿 | 少しだけ大きい | – |
本体サイズ | 幅460×奥行355×高さ335mm | 幅455×奥行375×高さ330mm |
設置必要奥行き | 約40cm以上 | 約40cm以上 |
質量(重さ) | 約12kg | 約14kg |
実勢価格帯 | 約49,500円 | 約30,000円台 |
RE-SD18CとRE-SD18Bは、いずれもシャープらしい高機能&コンパクトなオーブンレンジですが、最大の違いは「冷凍対応らくチン一品」の有無と、出力・価格の差です。
冷凍食品を使った時短調理や最新の加熱センサーを活用したい人は、RE-SD18Cを選ぶことで毎日の料理がグッと楽になります。一方で、「電子レンジは温め中心でOK」「できるだけ安く、信頼できるメーカーの製品を選びたい」という方には、RE-SD18Bが非常に優秀な選択肢となります。
価格差はありますが、その分の機能価値を感じるかどうかが選び方のポイントです。どちらを選んでも後悔のない一台なので、あなたのライフスタイルに合ったモデルをぜひ選んでください!
RE-SD18Cが向いている人:冷凍食品を活用したい・より時短したい・最新機能を重視したい人

RE-SD18Bが向いている人:価格を抑えつつ基本機能をしっかり備えたい・見た目重視でシンプル操作が好きな人
