【徹底比較】RZ-W100GMとRZ-V100JMの違いは？機能・価格・おすすめの人まとめ

炊飯器選びに迷ったとき、「見た目や価格だけで決めていいの？」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

特に日立の人気モデル「RZ-W100GM」と「RZ-V100JM」は、どちらも“ふっくら御膳”シリーズに属し、一見よく似た見た目ながら中身は大きく異なります。

この記事では、両モデルの違いを徹底比較し、それぞれどんな人に向いているのかをわかりやすく解説します。

水温に合わせて自動で浸水を調整する「水温あわせ浸し機能」や、スマホ連携で自分好みに炊き分けられる「わがや流コース」など、機能性にこだわる方に刺さるポイントが満載。

以下の比較表や使用感の違いを参考に、自分や家族のライフスタイルにぴったり合う一台を見つけてください。

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RZ-V100JMとRZ-W100GM の比較表

仕様項目	RZ-W100GM	RZ-V100JM
水温あわせ浸し	●	ー
側面ヒーター出力	70W	35W
極上コース（しゃっきり／ふつう／もちもち）対応米	白米／無洗米／雑穀米／玄米（発芽玄米）／麦ごはん	白米／無洗米／玄米
極上コース（新米）	白米／無洗米	ー
わがや流コース	白米	ー
アプリコース	●	ー
少量炊飯（設定対応コース）	極上コース、エコ炊飯	極上コース（麦ごはん除く）、快速
調理コース	アプリから送信	ー
保温時間（保温低設定時）	スチーム保温40時間	スチーム保温24時間
汚れが落ちやすいコーティング（抗菌）	フレーム（抗菌）	ー
抗菌対応箇所	ふた操作部、フックボタン	フックボタン
操作部液晶	ホワイトLEDバックライト付き大型液晶	グレー液晶（バックライトなし）
白米炊飯時消費電力量（エコ炊飯）	153Wh	155Wh
白米炊飯時消費電力量（極上もちもち）	185Wh	187Wh
質量（約）kg	6.0kg	5.6kg
保温時消費電力量（1時間当たり）	16.6Wh	16.3Wh

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RZ-V100JMとRZ-W100GMの違いを比較

水温あわせ浸し

RZ-V100JMには水温あわせ浸し機能があります。

水温あわせ浸しがあると、季節問わずふっくら炊ける＆手間が減るので、特に「味や食感にこだわりたい人」「手軽に安定した炊き上がりを求める人」におすすめの機能です。

側面ヒーター出力

「側面ヒーター出力」の違いは、炊きあがりの熱の伝わり方やごはんの仕上がりに大きく関係します。

比較項目	RZ-W100GM（70W）	RZ-V100JM（35W）
ごはんの仕上がり	よりふっくら＆均一に炊き上がる	やや硬さ・ムラが出ることも
おこげ・香ばしさ	おこげがきれいにできやすい	あまりつきにくい傾向
再加熱・保温力	保温中の全体加熱に強い	やや保温ムラが出る場合あり
電力消費	少し高め	やや省エネ寄り

極上コース（しゃっきり／ふつう／もちもち）対応米

極上コース（しゃっきり／ふつう／もちもち）対応米にも違いがあります。

麦ごはんや発芽玄米も炊きたい人はRZ-W100GMがおすすめです。

極上コース（新米）

RZ-W100GMには極上コース（新米）があります。

新米特有の「水加減が難しい」「柔らかくなりすぎる」といったお悩みを解決するのが「極上新米」コースです。

老舗米屋・八代目儀兵衛の伝統技術をベースに、浸水から加熱まで新米に最適化したプログラムを搭載。

普段と同じ水量設定で、新米らしいピンとしたハリと上品なツヤを保ちながら、粒感のある美味しいご飯に炊き上げます。

わがや流コース

RZ-W100GMの「わがや流コース」は、あなたの味覚に合わせてご飯の食感を細かくカスタマイズできる、スマートフォンアプリ専用の特別炊飯モードです。

このコースの最大の特長は、炊き上がったご飯を食べた後の感想をアプリでフィードバックできる点にあります。

「もう少ししゃっきりと」「もう少しもちもちに」といった要望を、それぞれ最大6段階で細かく調整可能。この評価データを蓄積することで、炊飯のたびにあなた好みの理想的な食感へと近づけていきます。

アプリを通じて食感調整のほか、炊飯進行状況のリアルタイム確認や米の在庫管理まで一括対応。従来の炊飯器本体だけでは実現できない、デジタル技術を活用したパーソナライズ機能が魅力です。

アプリコース

RZ-W100GMの「アプリコース」は、専用スマホアプリ「日立 ごはんアプリ」と連携する特別炊飯機能の総称です。

炊飯器本体だけでは利用できない高度な設定やパーソナライズ機能を、アプリで行うことができます。

主要機能は3つ。

アプリならではの特長として、細かな炊飯条件設定、炊き上がり評価によるフィードバック学習、米の在庫管理やタイマー設定の一括管理が可能です。

従来の炊飯器操作を超えた、デジタル技術を活用したスマート炊飯をすることができます。

少量炊飯（設定対応コース）

RZ-V100JM（ふっくら御膳）

設定範囲： 0.5～1合、1.5～2合
対応コース： 白米・無洗米・玄米・雑穀米・発芽玄米・麦ごはん
特徴： スチームとヒーターで高温キープし、少量でもふっくら炊飯
注意： 炊込み・冷凍用・おかゆ・おこわ・エコ炊飯・麦ごはんコースは少量設定不可

RZ-W100GM

設定範囲： 0.5～1合、1.5～2合
対応コース： 白米・無洗米・雑穀米・玄米・発芽玄米・麦ごはんなど基本コース
特徴： アプリ連携で細かな設定が可能、本体表示も分かりやすい

調理コース

コース/機能	RZ-W100GM	RZ-V100GM
極上コース	◎	◎
お米の種類別コース	◎	◎
用途別コース	◎	◎
スマホ連携/アプリコース	○（あり）	×（なし）
わがや流コース	○（あり）	×（なし）
水温あわせ浸し	○（あり）	×（なし）
側面ヒーター	75W（高出力）	35W

RZ-W100GMは、スマホ連携や「わがや流」コース、水温あわせ浸し機能など、好みに応じて炊き上がりを調整できる高機能モデル。側面ヒーターも高出力（75W）で、甘みのあるごはんを実現します。

アプリを使えば新たなコースの追加も可能。一方、RZ-V100GMはカスタマイズ機能こそないものの、極上・用途別など基本的な炊飯コースは共通で、シンプルに使いたい方におすすめです。

保温時間（保温低設定時）

汚れが落ちやすいコーティング（抗菌）

項目	RZ-W100GM	RZ-V100GM
汚れが落ちやすいコーティング	フレーム部分にあり。手垢・ごみが付きにくく、掃除がしやすい	なし
抗菌仕様	フレーム・フタ操作部・フックボタンの3か所が抗菌加工	フックボタンのみ抗菌仕様

RZ-W100GMは、フレーム部分に汚れが落ちやすいコーティングが施されており、さらにフタ操作部やフレームなど広範囲に抗菌加工がされているため、清潔さやお手入れのしやすさを重視する方にぴったり。

一方、RZ-V100GMは抗菌加工がフックボタンのみで、コーティング機能はありません。

抗菌対応箇所

機種	抗菌対応箇所
RZ-W100GM	フレーム・フタ操作部・フックボタン
RZ-V100GM	フックボタンのみ

RZ-W100GMは、フレーム・フタ操作部・フックボタンといった手が触れやすい部分に抗菌加工が施されており、衛生面に配慮された仕様です。

対してRZ-V100GMはフックボタンのみの抗菌対応となっており、RZ-W100GMの方がより清潔に使いたい方に適しています。

操作部液晶

項目	RZ-W100GM	RZ-V100GM
液晶の種類	ホワイトLEDバックライト付き大型液晶	バックライトなしのグレー液晶
視認性	暗い場所でも見やすく、視認性が高い	明るい場所では問題ないが、暗所では見づらい
おすすめの人	操作性や画面の見やすさを重視する方におすすめ	シンプルな液晶で十分な方におすすめ

白米炊飯時消費電力量（エコ炊飯）

項目	RZ-W100GM	RZ-V100GM
エコ炊飯コースの消費電力量	153Wh／回	155Wh／回

わずかな差ですが、RZ-W100GMの方が省エネ性能に優れています。

白米炊飯時消費電力量（極上もちもち）

項目	RZ-W100GM	RZ-V100GM
消費電力量（0.54L／3合炊飯時）	185Wh／回	187Wh／回

※わずかな差ですが、RZ-W100GMの方が省エネ性能に優れています。

質量（約）kg

型番	質量（約）
RZ-W100GM	約4.9kg
RZ-V100GM	約4.8kg

保温時消費電力量（1時間当たり）

項目	RZ-W100GM	RZ-V100GM
保温時消費電力量	16.6Wh／時間	16.3Wh／時間

※両機種とも非常に近い数値ですが、RZ-W100GMの方がやや高めです。
なお、スチーム保温の有無や温度設定により、実際の消費量は前後する場合があります。

価格

項目	RZ-W100GM	RZ-V100GM
最新価格帯（目安）	45,000円～52,000円（新品）	3万円台後半～4万円台前半（推定）

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RZ-V100JMとRZ-W100GMどっちがおすすめ？

RZ-W100GMがおすすめな人

特徴	理由
炊き上がりの味や食感にこだわりたい人	水温あわせ浸し・高出力ヒーター・極上コース対応で、ふっくらごはんを実現
新米や雑穀米・麦ごはんなど幅広い種類を美味しく炊きたい人	対応米種が豊富で、専用の「極上新米コース」も搭載
清潔さやお手入れのしやすさを重視する人	汚れが落ちやすいコーティング＆広範囲の抗菌加工あり
スマホ連携で炊飯をカスタマイズしたい人	アプリ対応で「わがや流」など個別設定や追加コースに対応
視認性の高い操作パネルが良い人	バックライト付き大型液晶で夜間も見やすい
長時間保温したい人	スチーム保温で最大40時間まで対応

---

RZ-W100GMは、「ごはんの味や食感にこだわりたい」「自分好みに炊き分けたい」という方にぴったりの高機能モデルです。

水温に合わせて吸水時間を調整する「水温あわせ浸し」や、高出力の側面ヒーター（70W）を搭載しており、ふっくら炊き上がるのが特長。麦ごはん・雑穀米・発芽玄米など対応メニューも豊富で、極上の「新米コース」や「わがや流コース」で細かなカスタマイズも可能です。

また、操作部にはホワイトLEDバックライト付きの大型液晶を採用しているため、夜間やキッチンが暗いときでも見やすく、操作性も抜群。
さらに、抗菌仕様や汚れが落ちやすいコーティングなど衛生面にも配慮されており、小さなお子さまがいる家庭にも安心です。

スマホアプリとの連携で、メニュー追加や炊飯の最適化も可能。

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RZ-V100JMがおすすめな人

特徴	理由
必要最低限の機能で十分な人	基本の炊飯コースは網羅、シンプル操作が魅力
価格を抑えたい人	上位機種よりも安価で、コストパフォーマンスが良い
操作や設定はシンプルな方が使いやすい人	アプリ非対応で、本体操作のみで完結
消費電力を少しでも抑えたい人	側面ヒーター出力や保温時消費電力がやや低め
ごはんの味にそこまで強いこだわりがない人	極上コースには対応しているため、標準的に美味しく炊ける

RZ-V100JMは、機能はシンプルで十分、コストを抑えて基本的な炊飯ができればOKという方に向いています。

極上コースや白米・玄米など基本メニューには対応しており、日常使いには不便を感じることはありません。

水温あわせ浸しやアプリ連携機能などはありませんが、価格が抑えめなのでコスパ重視の方には魅力的なモデルです。

抗菌仕様はフックボタンのみですが、最低限の衛生機能も備えています。

また、バックライトなしのグレー液晶を採用しており、操作性はRZ-W100GMに比べるとやや劣るものの、明るい場所で使う分には問題ありません。

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RZ-V100JMとRZ-W100GMの違いまとめ

RZ-W100GMとRZ-V100JMは、どちらも高品質な炊飯を実現できるモデルですが、目指す方向性は大きく異なります。

おすすめの人	RZ-W100GM	RZ-V100JM
炊き上がりの美味しさを追求したい	◎ 水温調整・高出力ヒーターあり	△ 標準的な仕上がり
雑穀米や麦ごはんも炊きたい	◎ 対応メニューが豊富	△ 限定的な対応
清潔さを重視したい	◎ 抗菌＋コーティング対応	△ フックボタンのみ抗菌
スマホと連携して使いたい	◎ アプリ対応で好みを反映	× 非対応
コストを抑えたい	△ 高機能ゆえに高価格帯	◎ シンプルで安価

RZ-W100GMは、食感や炊き分けにこだわる方、毎日のごはんをもっと楽しみたい方に最適な1台です。一方、RZ-V100JMは、シンプルな機能で十分という方や、価格を抑えて無駄なく使いたい方におすすめ。

ライフスタイルやこだわりの度合いに応じて、あなたにぴったりのモデルを選びましょう。

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