レグザの4K液晶テレビ「E350R」と「E350M」は、見た目も仕様もよく似たモデルで、どちらを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
特に「最新モデルのE350Rにするべきか?」「コスパの良いE350Mでも十分なのでは?」と迷っている方に向けて、本記事では両モデルの明確な違いを分かりやすく解説します。
E350Rは最新設計による画質・音質の向上、そして85型の大画面モデルが選べるのが魅力

E350Mは、必要な機能をしっかり備えながら価格を抑えたい方におすすめ

レグザE350RとE350Mの違い一覧
比較項目 | E350R | E350M |
---|---|---|
発売時期 | 2025年モデル | 2023年モデル |
サイズ展開 | 43/50/55/65/75/85型 | 43/50/55/65/75型 |
パネル方式 | 新開発の全面直下型LED | 全面直下型LED |
音質機能 | 映像連動サウンドシステム(ZR) | 同等機能搭載(詳細非公開) |
映像エンジン | 映像連動サウンドシステム(ZR)/30W(15W+15W) | フルレンジスピーカー搭載/30W(15W+15W) |
消費電力 | 省エネ | 147W(55型)/年間115kWh |
価格(55型例) | 104,500円 | 72,432円 |
【E350RとE350Mの違いを詳しく解説】
サイズ展開の違い
モデル | サイズ展開 | 特徴 |
---|---|---|
E350R | 43型〜85型 | 最大85型までラインナップがあり、大画面志向のユーザーにも対応。リビングシアターや広いリビングで迫力の映像を楽しみたい人に最適。85型を選べるのはE350Rのみ。 |
E350M | 43型〜75型 | 75型までの展開で、リビングや寝室など一般的な空間での使用を想定。大型ながらも設置しやすく、コスパ重視のユーザーにも向く。 |
E350Rは最大85型までラインナップがあり、大画面志向のユーザーにも対応しています。
一方、E350Mは75型までの展開となっており、リビングや寝室など一般的な部屋での利用を想定しています。85型を求めるならE350R一択です。

「85型の超大型テレビが欲しいなら、E350R一択
音質・サウンド機能の違い
モデル | スピーカー出力 | 特徴 |
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E350R | 合計30W(15W+15W) | 「映像連動サウンドシステムZR」を搭載し、映像の動きに合わせた臨場感あるサウンドを再現。音の広がりや立体感を重視したチューニングが施されている。 |
E350M | 合計30W(15W+15W) | 「フルレンジスピーカー」構成で、シンプルながら幅広い音域に対応。明瞭でバランスの良い音質を実現しており、日常使いに最適。 |
両モデルとも合計30W(15W+15W)のスピーカー出力を持ち、音量面では同等です。
E350Mは「フルレンジスピーカー」を明記し、シンプルな一体型構成で幅広い音域に対応しています。
一方、E350Rは「映像連動サウンドシステムZR」により、映像と連動した音場表現にこだわったチューニングが特徴です。
同じ出力ながらも、E350Rの方が映像に合わせた臨場感ある音響を狙っていると考えられます。



同じ出力でも、E350Rは“映像と一体感のある音”を狙ったチューニング!
パネル性能・映像処理の違い
モデル | パネル方式・映像エンジン | 特徴 |
---|---|---|
E350R | 全面直下型LED+最新レグザエンジンZR | 新開発の全面直下型LEDを採用し、画面全体の明るさと均一性が向上。さらに最新世代のレグザエンジンZRにより、ノイズ低減やHDR処理が進化し、より高精細で自然な映像を実現。 |
E350M | 直下型LED+前世代レグザエンジンZR | 同じレグザエンジンZRを搭載しているが、1世代前のモデル。明るさやコントラストは良好ながら、E350Rほどの高精細な映像処理性能は持たない。 |
E350Rでは新開発の全面直下型LEDを搭載し、より均一で明るさのある映像表現が可能になっています。
また、レグザエンジンZRも最新世代にアップデートされており、ノイズリダクションやHDR処理も進化しています。E350Mも同じエンジンを搭載していますが、世代は1つ前です。



新開発パネル+最新エンジンで、E350Rはよりリアルな映像表現が可能に!
価格の違いとコスパ比較
サイズ | E350R 価格 | E350M 価格 | 価格差 | 特徴 |
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43型 | 約83,600円 | 約53,400円 | 約30,200円 | 手頃なサイズで設置しやすく、価格差は約3万円。コスパ重視ならE350M、最新機能重視ならE350R。 |
50型 | 約94,050円 | 約67,319円 | 約26,731円 | 4K映像をしっかり楽しめる定番サイズ。価格差はやや縮小し、予算と画質のバランスが取りやすい。 |
55型 | 約104,500円 | 約72,432円 | 約32,068円 | 人気の中型モデル。機能と価格のバランスを考えると、コスパではE350M、映像重視ならE350Rが◎。 |
65型 | 約135,850円 | 約90,090円 | 約45,760円 | 大画面で臨場感を重視する人におすすめ。価格差は約4.5万円と大きく、予算に余裕があればE350R。 |
75型 | 約188,100円 | 約113,850円 | 約74,250円 | 圧倒的な大画面。価格差は7万円超で、映像クオリティを求めるならE350R一択。 |
85型 | 約261,250円 | ―(なし) | ― | E350Mにはない85型専用モデル。ホームシアター用途など、超大画面を求めるユーザーに最適。 |
E350RとE350Mの価格をサイズごとに比較すると、全体的にE350Rの方が高価格帯であることが分かります。
43型では約3万円の差があり、E350Mが手頃な価格設定です。50型では差が約26,000円ほどとやや縮まり、画質性能とのバランスで選びやすいモデルとなっています。55型では約3.2万円の差があり、コスパ重視ならE350M、最新機能を重視するならE350Rがおすすめです。
さらに65型では約4.6万円、75型では約7.4万円の価格差があり、サイズが大きくなるほどE350Rの高性能化による価格差が広がります。特に85型はE350Rにしかラインナップがなく、ホームシアターなど超大画面を求めるユーザーにはE350R一択といえます。
つまり、コスパ重視ならE350M、映像表現や最新機能にこだわるならE350Rが最適な選択肢です。



3万円以上の価格差…その差に“価値”を見出せるかが分かれ道!
E350Rは最新設計による画質・音質の向上、そして85型の大画面モデルが選べるのが魅力


E350Mは、必要な機能をしっかり備えながら価格を抑えたい方におすすめ


E350RとE350Mの共通点
解像度(4K)
両モデルともに4K(3840×2160)解像度を搭載しており、地デジやネット動画、4K放送まで高精細な映像を楽しめます。色の再現性や細部の表現も非常に鮮明で、大画面での視聴に適しています。



どちらも4K解像度で、ネット動画も地デジもくっきり高画質!
レグザエンジンZR搭載
E350R・E350Mともに「レグザエンジンZR」を搭載しており、色調補正やノイズ処理、映像最適化などに優れています。特に肌色の自然な再現や、明暗のバランスを自動調整する機能は共通して高評価です。



どちらもZRエンジン搭載で、色も明暗も自動で最適に調整!」
チューナー構成(4K×2、地デジ×2)
どちらのモデルも4Kダブルチューナーと、地上波・BS・CSのチューナーを2系統ずつ備えており、裏番組録画やW録画にも対応可能です。録画重視の方にも安心の仕様です。



W録画対応だから、見たい番組がかぶっても安心!
ゲームモード対応
E350Rは応答速度や入力遅延を改善した「ゲームモード」を、E350Mも「瞬速ゲームモード」を備えており、どちらもゲーム用途に適しています。アクションやスポーツ系のゲームでも違和感なくプレイ可能です。



ゲーム好きなら注目!入力遅延を抑えた快適なプレイ環境
ネット動画&スマート機能
両機種とも、YouTubeやNetflixなどのネット動画に対応し、リモコンから直接アクセスできます。また、Apple AirPlay2やスクリーンミラーリング機能を使ってスマホ連携も可能。テレビ単体で多彩な楽しみ方ができます。



スマホ連携&ネット動画対応で、使い勝手もバッチリ!
E350Rは最新設計による画質・音質の向上、そして85型の大画面モデルが選べるのが魅力


E350Mは、必要な機能をしっかり備えながら価格を抑えたい方におすすめ


E350RとE350Mどっちがおすすめ?
E350Rが向いている人
- 最新モデルを選びたい人
- より大画面のテレビ(85型)を検討している人
- 映像と音の一体感を重視したい人
- 将来性を見越して長く使いたい人
E350Rが向いているのは、最新のモデルを選びたい人や、大画面テレビ(特に85型)を検討している人です。
最新の全面直下型LEDパネルや高性能レグザエンジンZRを搭載しており、映像と音の一体感をより重視するユーザーに最適です。
また、設計やチューニングの進化により長期的な満足度が高く、将来性を見越して長く使いたい人にもおすすめのモデルです。
E350Rは最新設計による画質・音質の向上、そして85型の大画面モデルが選べるのが魅力


E350Mが向いている人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 基本的な4K機能があれば十分な人
- 少しでも電気代の目安を明確に把握したい人
- 安定した性能でコスパよく買いたい人
E350Mは、コストパフォーマンスを重視する人にぴったりのモデルです。
基本的な4K機能をしっかり備えており、日常使いで十分満足できる性能を持っています。さらに、定格消費電力や年間消費電力量が公表されているため、電気代の目安を明確に把握したい人にも安心です。
価格を抑えつつも安定した性能を求めるなら、コスパよく購入できるE350Mが最適な選択といえます。
E350Mは、必要な機能をしっかり備えながら価格を抑えたい方におすすめ


E350RとE350M違い比較まとめ
比較項目 | E350R | E350M |
---|---|---|
発売時期 | 2025年モデル | 2023年モデル |
サイズ展開 | 43/50/55/65/75/85型 | 43/50/55/65/75型 |
パネル方式 | 新開発の全面直下型LED | 全面直下型LED |
音質機能 | 映像連動サウンドシステム(ZR) | 同等機能搭載(詳細非公開) |
映像エンジン | 映像連動サウンドシステム(ZR)/30W(15W+15W) | フルレンジスピーカー搭載/30W(15W+15W) |
消費電力 | 省エネ | 147W(55型)/年間115kWh |
価格(55型例) | 104,500円 | 72,432円 |
E350RとE350Mは、どちらも高性能な4K液晶テレビですが、それぞれに明確な立ち位置があります。E350Rは最新モデルとして、パネル性能や音質、サイズ展開などが強化されており、大画面かつ高機能を求めるユーザーに最適です。一方、E350Mは発売から時間が経過している分、価格が下がっており、必要十分な機能を備えながらコスパに優れた選択肢です。
特に「85型の超大画面が欲しい」「新しい映像エンジンでよりリアルな映像を楽しみたい」という方にはE350Rがおすすめ。一方で「価格を抑えつつもしっかりとした4Kテレビが欲しい」「型落ちでも困らない」という方にはE350Mがぴったりです。
テレビ選びで大切なのは、自分の使い方や視聴環境に合っているかどうか。ぜひこの記事を参考に、後悔のない1台を選んでください。
E350Rは最新設計による画質・音質の向上、そして85型の大画面モデルが選べるのが魅力


E350Mは、必要な機能をしっかり備えながら価格を抑えたい方におすすめ

