東芝のオーブンレンジ「石窯ドーム」、「ER-D90C」と「ER-D90B」の違いが気になっている方も多いのではないでしょうか。
どちらも26Lのワイド&フラット庫内と上下ヒーター式の石窯ドームオーブンを備えたモデルで、レンジ最高出力1000Wや過熱水蒸気調理にも対応しています。
ただ、よく見ると庫内コーティング・あたため機能・発売時期・価格帯の点で新旧間にはっきりした差があります。
この記事ではER-D90CとER-D90Bを4つのポイントで比べ、どちらが自分の使い方に合うかを整理しました。
このほかにも操作ダイヤルのデザイン変更など細かな違いはありますが、購入時に特に気になる違いは4つあります。
- 違い① 庫内コーティングとお手入れのしやすさ(とれちゃうコートへ進化)
- 違い② あたため・調理メニュー(お急ぎモード・自動メニュー数)
- 違い③ 発売時期
- 違い④ 価格(実売価格差は約3万円前後)
比較の結果を先にお伝えすると、こんな方に向いています。
ER-D90Cがおすすめな方:
- 庫内をサッと拭ける新コーティングでお手入れをラクにしたい
- 温め直しを少しでも時短できる「お急ぎモード」を使いたい
- 自動メニューの選択肢を多めに持っておきたい
- 長く使えるよう最新モデルを選びたい
ER-D90Bがおすすめな方:
- 約3万円前後の価格差を重視したい
- 庫内のお手入れは今のコーティングで十分
- 石窯ドームの調理力を手頃な価格で試してみたい
- 型落ちでも主要機能が揃っていれば問題ない
以下で各ポイントを詳しく解説します。
お手入れのしやすさと最新機能を活かしたい方にはER-D90Cがおすすめ
価格を重視する方にはER-D90Bがおすすめ
ER-D90CとER-D90Bのスペック比較表
| 項目 | ER-D90C(新型) | ER-D90B(旧型) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年8月 | 2025年8月 |
| 総庫内容量 | 26L(ワイド&フラット庫内) | 26L(ワイド&フラット庫内) |
| 加熱方式 | 上下ヒーター式(石窯ドームオーブン) | 上下ヒーター式(石窯ドームオーブン) |
| オーブン温度 | 100〜250℃ | 100〜250℃ |
| レンジ最高出力 | 1000W | 1000W |
| 過熱水蒸気調理 | 対応(給水カセット式) | 対応(給水カセット式) |
| 庫内コーティング | とれちゃうコート(セラミックコート) | 庫内よごれプロテクト |
| あたため機能 | お急ぎモード搭載 | お好み温度など(お急ぎモードなし) |
| 総レシピ数 / 自動メニュー数 | 148 / 91 | 147 / 87 |
| 搭載センサー | ハイアングル赤外線センサー+温度センサー | ハイアングル赤外線センサー+温度センサー |
| 操作パネル | 縦型パネル(ダイヤル操作・バックライト液晶) | 縦型パネル(ダイヤル操作・バックライト液晶) |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 480×390×350mm | 480×390×350mm |
| カラー | ホワイト・ブラック | ホワイト・ブラック |
| 価格(目安) | ー | ER-D90Cより約3万円前後安い(2026年時点) |
ER-D90CとER-D90Bは、庫内容量・上下ヒーター式の石窯ドームオーブン・レンジ最高出力・過熱水蒸気調理・センサー構成・本体サイズといった加熱の核心部分は共通です。
そのため購入時の判断ポイントは、「新コーティングやお急ぎモードなどの使い勝手の向上に約3万円前後の価値を感じるかどうか」に絞られます。
なお、両機種とも給水カセットに水を入れてスチームを発生させる過熱水蒸気タイプで、脂を落としながら焼く「ヘルシーフラット角皿」に対応しています。
より高火力の350℃オーブンや熱風2段調理を重視する場合は、上位機種も合わせて検討すると安心です。
お手入れのしやすさと最新機能を活かしたい方にはER-D90Cがおすすめ
価格を重視する方にはER-D90Bがおすすめ
違い① 庫内コーティングとお手入れのしやすさ(とれちゃうコートへ進化)
2機種で最も差が出るのが、庫内コーティングとお手入れのしやすさです。
ER-D90Cは、扉部と底面を除く庫内の天井・背面・側面に、汚れがつきにくいセラミックコート「とれちゃうコート」を採用しています。
フラットな丸い天井とあわせて、拭き掃除がしやすい設計になっています。
引用:東芝公式
一方のER-D90Bは、汚れの付着を抑える「庫内よごれプロテクト(撥水・撥油コーティング)」を搭載しています。
こちらも日常のお手入れには十分ですが、拭き取りやすさという点では、ER-D90Cのほうが一歩進んだ設計です。
料理のあとにサッと拭いてキレイを保ちたい方や、油はね・吹きこぼれの手入れが多いご家庭ほど、ER-D90Cの新コーティングが心強いポイントになります。
- ER-D90C:とれちゃうコート(セラミックコート)+フラットな丸い天井で拭き掃除しやすい
- ER-D90B:庫内よごれプロテクトで汚れの付着を抑える
違い② あたため・調理メニュー(お急ぎモード・自動メニュー数)
あたため機能と調理メニューにも差があります。
ER-D90Cは、あたため機能に「お急ぎモード」を備えました。
手動レンジの600W・500Wでの調理時間を短縮できるモードで、急いで温めたい場面で使い分けやすくなっています。
東芝公式では、500W・5分の加熱が約3分31秒まで短縮される例が紹介されています。
引用:東芝公式
型落ちのER-D90Bには、このお急ぎモードは搭載されていません。
温め直しを少しでも速く済ませたい方にとっては、ER-D90Cの分かりやすい進化点です。
また、自動メニュー数はER-D90Bの87からER-D90Cで91へ、総レシピ数も147から148へと増えています。
自動キーで一発調理できるメニューが増えているぶん、献立の選択肢に少し余裕が生まれます。
差そのものはわずかですが、新モデルのほうが対応メニューが多い構成です。
- ER-D90C:お急ぎモード搭載。自動メニュー91・総レシピ148とメニューが充実
- ER-D90B:お急ぎモードは非搭載。自動メニュー87・総レシピ147で基本メニューはしっかり網羅
違い③ 発売時期
ER-D90Cは2026年8月発売の新モデル、ER-D90Bは2025年8月発売で、発売時期の間隔は約1年です。
ER-D90Cは登場したばかりの最新モデルのため、今後もしばらく販売が継続される見込みです。
新しいモデルを長く使い続けたい方にとっては重要な選択基準のひとつになります。
一方でER-D90Bは型落ちとなり、発売から時間が経って市場価格が落ち着いてきています。
上下ヒーター式の石窯ドームオーブンや過熱水蒸気調理といった中核機能はそのまま使えるため、価格を優先したい方には選びやすい状況です。
- ER-D90C:2026年8月発売。最新モデルとして長期的に使いたい方向け
- ER-D90B:2025年8月発売の型落ち。価格が落ち着いてきており狙い目
違い④ 価格(実売価格差は約3万円前後)
ER-D90BはER-D90Cより約3万円前後安いです(2026年時点)。
新コーティングやお急ぎモードといった使い勝手の向上を重視したい方にはER-D90C、石窯ドーム本来の調理力を活かした使い方がメインであればER-D90Bという判断になります。
ER-D90Cは発売直後で価格が高めのため、今後の値動きも見ながら約3万円前後の差をどう評価するかが、選択のポイントになります。
- ER-D90C:新コーティングや最新機能も含めてフル活用したい方向け
- ER-D90B:ER-D90Cより約3万円前後安く、基本機能重視の方に狙い目
※価格は販売時期・販売店により変動します。購入前に各サイトで最新価格をご確認ください。
お手入れのしやすさと最新機能を活かしたい方にはER-D90Cがおすすめ
価格を重視する方にはER-D90Bがおすすめ
ER-D90CとER-D90Bの共通機能を詳しく解説!
2機種には多くの共通機能があります。それぞれ詳しく解説します。
石窯ドームオーブン(上下ヒーター式)
両機種とも、上部にドームヒーターを配置した上下ヒーター式の「石窯ドームオーブン」を搭載しています。
庫内まるごと遠赤(扉部を除く)により、食材を包み込むように加熱します。
オーブン温度は100〜250℃に対応し、グラタンの焦げ目付けやローストなど、日常のおかず作りをしっかりこなせる加熱方式です。
26Lのワイド&フラット庫内
引用:東芝公式
庫内容量はどちらも26Lで、間口39.7cmと横にゆとりのあるワイド&フラット設計です。
お弁当のパックや大きめのお皿、横長の食材も出し入れしやすくなっています。
ターンテーブルがないぶん、庫内の掃除もしやすい構造です。
レンジ最高出力1000W
レンジの最高出力はどちらも1000Wです。
なお1000Wは短時間高出力機能で、一定時間で自動的に600Wへ切り換わる仕様です。
冷凍ごはんやお惣菜の温め直しをスピーディーにこなせるため、毎日の温め用途でも頼りになります。
過熱水蒸気調理(ヘルシーフラット角皿)
引用:東芝公式
両機種とも過熱水蒸気を使った調理に対応しています。
給水カセットに水を入れて本体にセットするだけで、100℃を超える水蒸気で焼き上げる過熱水蒸気調理が使えます。
余分な脂を流す溝付きの「ヘルシーフラット角皿」も共通で付属し、油や塩分を抑えたい調理に向いています。
揚げ物の温め直しや、脂を落としながら焼きたい料理で活躍する機能です。
ハイアングル赤外線センサー
両機種とも、庫内の上面から食品の温度を検知する「ハイアングル赤外線センサー」に加え、温度センサーを搭載しています。
引用:東芝公式
食品の温度に合わせて自動で加熱を調整してくれるため、温めすぎや温め不足を抑えやすいのが特長です。
設定した温度に仕上げる「お好み温度」などのあたため機能も共通で使えます。
縦型操作パネル
操作パネルは両機種とも扉の横に配置した縦型で、ダイヤル操作と文字が光るバックライト液晶を採用しています。
かがまずに操作しやすく、暗めのキッチンでも表示が見やすい設計です。
なおER-D90Cでは操作ダイヤルのデザインが変更されています。
石窯ドームグリルと石窯おまかせ焼き
両機種とも石窯ドームの高火力を活かしたグリル調理に対応しています。
トーストや焼き物をこんがり仕上げられるほか、味付けして並べるだけの「石窯おまかせ焼き」も共通で使えます。
グリル料理やおまかせ調理でも活躍します。
本体サイズ・重量
本体サイズは両機種とも幅480mm×奥行390mm×高さ350mmで同一です。
背面を壁ぎわに寄せて設置できるため、キッチンの限られたスペースにも収まりやすくなっています。
ER-D90BからER-D90Cへ乗り換える場合でも、設置スペースを変える必要はありません。
お手入れのしやすさと最新機能を活かしたい方にはER-D90Cがおすすめ
価格を重視する方にはER-D90Bがおすすめ
ER-D90CとER-D90Bはどっちがおすすめ?
ER-D90CとER-D90Bはどっちがおすすめかご紹介します。
ER-D90Cはお手入れのしやすさと最新機能を重視したい方向け
- 料理のあとに庫内をサッと拭いてキレイを保ちたい方
- 温め直しを少しでも時短できる「お急ぎモード」を使いたい方
- 自動メニューの選択肢を多めに持っておきたい方
- 長く使い続けられる最新モデルを選びたい方
ER-D90Cは2026年8月発売で、庫内コーティングが「とれちゃうコート」に進化し、あたため機能に「お急ぎモード」が加わりました。
自動メニュー数も87から91へ増え、操作ダイヤルのデザインが変更されています。
日々のお手入れの手間を減らしたい方や、最新モデルの安心感を重視したい方ほど、その恩恵を感じやすいモデルです。
お手入れのしやすさと最新機能を活かしたい方にはER-D90Cがおすすめ
ER-D90Bは価格を抑えて石窯ドームを使いたい方向け
- 約3万円前後安く手に入れて石窯ドームの調理力を活用したい方
- 上下ヒーター式のオーブンと過熱水蒸気調理が使えれば十分な方
- 新コーティングやお急ぎモードは今のところ必要ない方
- 型落ちでも主要機能が揃っていれば満足な方
ER-D90Bは2025年8月発売で、石窯ドームの調理機能はER-D90Cとほぼ共通しています。
上下ヒーター式オーブン・過熱水蒸気調理・ヘルシーフラット角皿・ハイアングル赤外線センサーはしっかり搭載されているため、新機能の優先度が高くなければ、その差額分をほかの用途に活用できるのはメリットです。
価格を重視する方にはER-D90Bがおすすめ
ER-D90CとER-D90Bの違いまとめ
この記事ではER-D90CとER-D90Bの違いを4つの観点で比較しました。
| 比較項目 | ER-D90C(新型) | ER-D90B(旧型) |
|---|---|---|
| 庫内コーティング | ◎ とれちゃうコート(セラミックコート) | ○ 庫内よごれプロテクト |
| あたため・調理メニュー | ◎ お急ぎモード・自動メニュー91 | ○ 自動メニュー87(お急ぎモードなし) |
| 発売時期 | ◎ 2026年8月(最新) | ○ 2025年8月(型落ち) |
| 価格 | ー | ◎ ER-D90Cより約3万円前後安い(2026年時点) |
お手入れのしやすさと最新機能を活かしたい方にはER-D90Cがおすすめです。
石窯ドームの基本的な調理力を重視しつつ予算を抑えたい方には、実力十分なER-D90Bが賢い選択になります。
毎日使う調理家電だからこそ、「どの機能を本当に使うか」と「実際に出せる予算」を軸に選ぶのが後悔のない買い物につながります。
購入前にぜひ各ショップの最新価格も確認してみてください。
※価格は販売時期・販売店により変動します。購入前に各サイトで最新価格をご確認ください。
お手入れのしやすさと最新機能を活かしたい方にはER-D90Cがおすすめ
価格を重視する方にはER-D90Bがおすすめ







